DIY必見!ウレタン防水塗料を迷わず選ぶ方法&おすすめ塗料3選

DIY必見!ウレタン防水塗料を迷わず選ぶ方法&おすすめ塗料3選

ウレタン防水をDIYしてみたいけれど、どんな塗料がいいのか分からない!!というそこのあなた!

たくさんの種類の塗料が販売されていると、迷ってしまいますよね。

そこでこの記事では、DIYでウレタン施工を考えている方向けに塗料選びのポイントを3つ紹介します。

DIY必見!ウレタン防水塗料を迷わず選ぶ方法&おすすめ塗料3選|椎名塗装店

また、そのポイントにあてはまるおすすめ塗料も一緒にお伝えします。

「材」や「補修」が必要な部分や「隙間」の防水対策に悩んでいる方や、自分でウレタン施工をやりたいという方にも参考になります。

さらに、ウレタン防水に欠かせない「プライマー」の選び方や「タイル」の防水補修、「やり方」のポイントも詳しく説明します。

どれがいいのか分からない!!とお悩みの方も、この記事を読むことでぴったりな塗料を選ぶことができるようになります!

ぜひ最後まで読んでみて下さい。

目次

ウレタン防水塗料の種類

DIY必見!ウレタン防水塗料を迷わず選ぶ方法&おすすめ塗料3選|椎名塗装店

ウレタン防水塗料は、一般的に「ウレタン防水材」と呼ばれています。ウレタン樹脂で出来た液状の材料で、屋上やベランダの防水工事に使用されています。耐用年数は8~10年程度で、雨水や紫外線の影響から保護する役割があります。防水材は様々なメーカーから販売されており、種類も豊富です。

しかし、DIY用のウレタン防水材を選ぶ際に知っておくべき種類の分け方はシンプルです。**「1液性と2液性」、そして「特殊機能の有無」**です。それぞれを解説していきます。

① 1液性と2液性

ウレタン防水材は「1液性」と「2液性」に分けられます。

1液性は、材料1缶をそのまま使って施工できるため、DIY初心者にもおすすめです。一方、2液性は、ウレタン樹脂を固めるために硬化剤を混ぜて使う必要があります。2液性はコストを抑えた施工が可能ですが、硬化剤の適正量や混ぜ方に注意が必要です。もし、分量や混ぜ方が間違ってしまうと、塗膜が固まらないなどの不具合が発生する恐れがあります。

1液性は割高ですが、失敗しにくいのが特徴です。業者が施工する場合は2液性の防水材が多く使用されますが、DIYを考えている方には1液性が適していると言えるでしょう。

■1液性と2液性の違い

 1液性2液性
硬化剤不要
防水材の価格約10,000~16,000円約8,000~9,000円

※硬化剤…防水材を固めるための材料
※価格は20kg(2液性の場合は硬化剤とセットで)購入した場合の概算

■1液性の防水材
1液性の場合は「1液」や「1液性」または「1成分形」とパッケージに記載されています。 
■2液性の防水材
2液性の場合は、パッケージに「2液型」or「2成分形」と記載されています。主剤と硬化剤の2つセットで使用します。

2液性はコストを抑えた施工が可能ですが、慣れていない方には不向きです。

防水材に混ぜる硬化剤の適正量は細かく決められており、分量を間違えたり、しっかり混ざっていないと塗膜が固まらないなどの不具合が起きてしまうからです。

とは、言ってもしっかり混ぜることが出来ればOKなのでチャレンジしてみるのもありですね。

1液性は2液性よりも割高ですが、硬化剤がいらない分慣れてない方でも失敗しにくいのが特徴です。

業者が施工する場合は2液性の防水材が多く選ばれていますが、DIYをされる方なら1液性がおすすめです

② 特殊機能の有無

ウレタン防水材には、遮熱効果(太陽の熱を遮り、室内温度を下げる)や、滑り止め効果のある製品もあります。例えば、ベランダでの使用頻度が高い場合は、滑りにくいタイプの防水材を選ぶことで、安全性を高めることができます。雨水や紫外線から守るだけでなく、用途に応じた機能を持つ防水材を選ぶと、より快適な環境を作り出すことができます。

★品質重視なら業者に依頼を

DIYで施工を考えている方にとって、ウレタン防水材の種類や役割、成分を理解することは大切です。しかし、少しでも工程に抜けがあると、防水層が剥離するリスクがあります。特に、乾燥や養生、浸入防止のための工程は非常に重要です。品質を重視する方や、失敗のリスクを最小限にしたい方は、専門の業者に依頼することをおすすめします。業者は防水材の種類や使用範囲に応じた最適なサービスを提供してくれます。

DIYでウレタン防水を行う際は、窓周りの隙間や肉やせを補修するためのゴム材を使用するなど、やせや剥離を防ぐための工夫も重要です。ぜひ、この記事を参考にして、適切な防水材を選び、DIYに挑戦してみてください!

DIY必見!ウレタン防水塗料を迷わず選ぶ方法&おすすめ塗料3選|椎名塗装店

[nlink url=”https://shiinatosou.com/%e9%9d%99%e5%b2%a1%e7%9c%8c%e6%b5%9c%e6%9d%be%e5%b8%82%e3%81%a7%e3%81%ae%e5%b1%8b%e6%a0%b9%e5%a1%97%e8%a3%85%e3%81%a8%e9%98%b2%e6%b0%b4%e5%b7%a5%e4%ba%8b%ef%bc%9a%e6%a4%8e%e5%90%8d%e5%a1%97%e8%a3%85/”]

【DIYにおすすめ!】ウレタン防水塗料の選び方

DIYする方向けのウレタン防水塗料の選び方を2つに絞って紹介します。ウレタン防水塗料は、様々な種類のものが販売されていますが、数ある中で失敗しにくいものを選ぶために知っておくべきポイントを把握しておきましょう。

一液性と記載があるものを選ぶ

パッケージや説明書に「一液性」と記載されている塗料を選びましょう。一液性の塗料は、他の材料を塗料に混ぜる必要がないため、硬化剤を混ぜる作業が不要です。これにより塗膜の不具合が発生しにくく、DIY初心者でも扱いやすいです。

一方で、二液性塗料は、硬化剤を決められた比率で混ぜる必要があり、比率を間違えるとクラックなどの不具合が発生する恐れがあります。さらに、混ぜ方にムラができてしまうと、仕上がりがきれいにならなかったり、ウレタンの硬化が不十分になってしまうことも。DIYをするなら、失敗の少ない一液性のものを選ぶのが賢明です。

DIY必見!ウレタン防水塗料を迷わず選ぶ方法&おすすめ塗料3選|椎名塗装店

下塗り材+防水塗料+トップコートがセットになっているものを選ぶ

DIYでウレタン防水をするときは、「下塗り材+防水塗料+トップコート」という3種類の塗料がセットになっているものを選びましょう。ウレタン防水は、これらの塗料を手順通りに塗ることが必要で、セット品を使うことで材料の無駄が少なく、各手順がきれいに仕上がりやすいです。

セットをおすすめする理由は3つあります:

  1. 同じ施工面積に必要な量が揃えられているため、材料に無駄が出にくい。
  2. 下塗り材やトップコートが無いと、施工後に不具合が発生するリスクが高まる。
  3. ウレタン防水用でも違うメーカーのものだと相性が合わないことがあるため、トラブルを防ぐためにもセットがおすすめです。

また、塗料によっては火災保険でのカバーが対象になる場合があるので、塗料の選択時に保証内容も確認すると安心です。DIYで防水塗料を選ぶ際には、安全性や塗料の付着力、そして可塑剤などの成分にも注意して選びましょう。

施工できる面積の目安は「塗布量」をチェック!

1セットでどの位の広さまで施工できるのかは、基本的にはパッケージ表面にかいてあります。ただ、中には少し分かりにくいところに記載してある場合もあります。その際は、塗料のパッケージやカタログにある「塗布量」の項目をチェックしてみましょう。塗布量とは、1㎡あたり何Kg使ってください、という指示です。ここを見れば、そのセットで何㎡まで塗装できるのか分かります。

その他の注意点

防水工事の際は、施工回りや屋根、キッチンなどに水が浸入しないよう、現象や不具合を事前にチェックし、必要に応じて補修を行うことが大切です。特に、DIY初心者の場合は施工に不安が伴うかもしれませんが、しっかりと準備をし、メーカーの専用本などを参考にすることで安心して作業が進められます。

長期間の耐久性を重視したい場合、プロに依頼するのも一つの手です。プロの施工は、DIYで感じる不安やリスクを保証でカバーし、地雷を避けることができます。

ぜひ、この記事を参考にして、自分に合った塗料を選び、高品質な防水施工に挑戦してみてください。

【状況別】DIYにおすすめ!ウレタン防水塗料3選

2章でお伝えした塗料選びのポイントを元に、プロの目線でお勧めの塗料を紹介します!

それぞれのおすすめポイントや、その防水材ならではの機能を一緒に掲載しています。欲しい機能やお家に合わせて選びましょう。

DIY必見!ウレタン防水塗料を迷わず選ぶ方法&おすすめ塗料3選|椎名塗装店

①小さい面積を無駄なく施工したい方におすすめ

オートンウレアックスHG(ペイントシティ)

DIY必見!ウレタン防水塗料を迷わず選ぶ方法&おすすめ塗料3選|椎名塗装店
商品名オートンウレアックスHG(ペイントシティ)
税込価格23,540円
施工できる面積1セット12.5㎡まで
おすすめポイント12.5㎡のベランダが施工できるセットなので、小さい面積を施工したい方におすすめです。

②遮熱対策と滑りにくさも両立させたい人におすすめ

 EF水性ウレタン防水材ミズハ

DIY必見!ウレタン防水塗料を迷わず選ぶ方法&おすすめ塗料3選|椎名塗装店
商品名EF水性ウレタン防水材ミズハ(楽天)
税込価格23,100円
施工できる面積1セット10㎡まで
おすすめポイント遮熱効果あり+滑りにくい仕上がりにできるのが特徴です。日当りの良い南のベランダなど、下のお部屋の暑さ軽減と、ベランダの歩きやすさ両方を求めたい方におすすめです。

③広めのベランダに施工したい方におすすめ

aica ワンナップガード

DIY必見!ウレタン防水塗料を迷わず選ぶ方法&おすすめ塗料3選|椎名塗装店
商品名aica ワンナップガード(楽天)
税込価格48,309円
施工できる面積1セット14㎡まで
おすすめポイントひび割れしにくい、弾力のある仕上がりが特徴です。既に防水のひび割れにお悩みの方におすすめです。

ウレタン防水材を使用・保管する際の注意点3つ

ウレタン防水材を使用・保管する際の注意点を3つ紹介します。対策方法も一緒にお伝えするので、実践するだけで仕上がりの不具合を防げます!

水が入らないようにする

防水材を使用する際や保管する際は、材料に水が入らないように気をつけましょう。なぜなら、水が混入すると防水材の性能が落ちてしまうため、施工箇所の仕上がりに悪影響を及ぼしたり、不良を引き起こす可能性があるからです。

対策方法:

湿度の高い日や雨の日は施工を避ける。特に浴室や風呂場の施工の場合、湿気が影響しやすいため注意が必要です。

しっかり蓋を閉めて保管し、湿気や雨が入りにくい場所(例えば、ガレージや風通しのよい場所)で保管する。

注意!

防水材は余っても数日しかもたない防水材は余っても数年後にまた使う、ということができません。ここで紹介した1液性防水材は、湿気に反応して固まる作用があるためです。基本的には使う分だけ購入し、余ってしまった分は自治体のルールに従って処分しましょう。

下塗り材、防水塗料、トップコートが混ざらないようにする

DIY必見!ウレタン防水塗料を迷わず選ぶ方法&おすすめ塗料3選|椎名塗装店

使用した下塗り材、防水塗料、トップコートが混ざらないよう保管しましょう。それぞれが異なる役割を持っており、異物が混入すると本来の性能が発揮できず、破断や伸縮性の低下が起こることがあります。

対策方法:

  • 同じハケやローラーを使いまわさない。特にアクリルやポリウレタンなどの異なる材質の塗料を扱う場合は、道具を分けて使用する。
  • 購入時の容器に保管することで、異物が入り込むのを防ぐ。

火を使う物を近くに置かない

ウレタン防水材を使用する際は、火を使うものを近くに置かないように注意しましょう。ウレタン防水材には耐火性がないため、火が近づくと表面が焦げたり、引火のリスクがあります。これは特に浴室やキッチン周りでの施工時に重要です。

対策方法:

  • 防水材や施工した箇所の近くでは火を使用しない。例えば、バーナーやストーブを近くに置かないようにする。
  • 保管場所も火を使用するエリアから除く

これらの注意点を抑えることで、地震などの自然災害や風呂場などの湿度が高い場所でも、安心してウレタン防水を使用できます。柔軟性が高く、長年使用できるウレタン防水材は、費用対効果も高いため、ぜひ正しく活用していきましょう。

[nlink url=”https://shiinatosou.com/%e5%a4%96%e5%a3%81%e5%a1%97%e8%a3%85%e3%81%ae%e5%89%a5%e3%81%8c%e3%82%8c%e3%81%8c%e6%b0%97%e3%81%ab%e3%81%aa%e3%82%8b%e6%96%b9%e3%81%b8%ef%bd%9c%e9%9d%99%e5%b2%a1%e7%9c%8c%e6%b5%9c%e6%9d%be%e5%b8%82/”]

DIY必見!ウレタン防水塗料を迷わず選ぶ方法&おすすめ塗料3選|椎名塗装店
DIY必見!ウレタン防水塗料を迷わず選ぶ方法&おすすめ塗料3選|椎名塗装店

Q&A

Q1: ウレタン防水材を購入する際、どこで手に入れるのが良いですか?
A1: ウレタン防水材は、ホームセンターやオンラインストアで購入することができます。購入前にセット商品や、一液性か二液性かを確認して選ぶと、DIY初心者でも失敗が少なく、使いやすい商品を見つけられます。

Q2: どうしてもDIYで施工が難しい場合はどうすれば良いですか?
A2: DIYが難しい場合は、専門業者に依頼することも一つの選択肢です。業者に頼むことで、施工の失敗リスクを最小限に抑えることができ、長期間の耐久性を確保できます。火災保険などで補償が適用される場合もあるため、予算や条件を確認して依頼しましょう。

Q3: ウレタン防水の耐用年数はどれくらいですか?
A3: 一般的に、ウレタン防水材の耐用年数は5年から10年程度です。ただし、施工の状態や環境によって異なるため、定期的な点検とメンテナンスが必要です。定期的に防水性能をチェックし、隙間補修が必要な場合は、早めに対応することで耐用年数を高めることができます。

Q4: ウレタン防水を施工する際、プライマーは必ず必要ですか?
A4: はい、ウレタン防水を施工する際にはプライマーの使用が必須です。プライマーは、防水材と下地との密着性を高めるために重要な役割を果たします。プライマーを適切に塗布しないと、防水層が剥がれる原因になることがありますので、必ず使用するようにしましょう。

Q5: ウレタン防水材を施工する最適な天候条件は?
A5: ウレタン防水材を施工する最適な天候条件は、晴れの日湿度が低い日です。雨の日や湿気の多い環境で施工すると、水分が防水材に入り込むことで施工不良が起こる可能性があります。施工後にきれいな仕上がりを保つためにも、乾燥しやすい天候の日に行いましょう。

DIY必見!ウレタン防水塗料を迷わず選ぶ方法&おすすめ塗料3選|椎名塗装店
DIY必見!ウレタン防水塗料を迷わず選ぶ方法&おすすめ塗料3選|椎名塗装店

まとめ

ウレタン防水をDIYするなら、

  • 一液性と記載があるもの
  • 下塗り材+防水塗料+トップコートがセットになっているもの

を選びましょう。これにより、扱いやすく、失敗するリスクを減らすことができます。また、遮熱や滑り止めなどの機能付き防水材もあり、ご希望に合った塗料を選ぶことができます。

施工・保管する際の注意点は以下の3点です。

  1. 水が入らないようにする
  2. 下塗り材、防水塗料、トップコートが混ざらないようにする
  3. 火を使う物を近くに置かない

塗料選びと扱いの注意点をしっかり押さえ、ウレタン防水のDIYを成功させましょう!

お読みいただきありがとうございました。

工事についてのご相談など、お気軽にご連絡ください!

例えばヘアスタイルなら「前髪を切りすぎた…」くらいの失敗をしても、1ヶ月もすれば元通りですよね。ですが塗装を始めとした住宅の工事はそうもいきません。
家族とともに長く暮らしていく我が家。
見た目の違いはもちろん、塗料の選び方や塗り方ひとつで室内の温度、雨風への耐久度、長い目で見た美しさなどに大きな差が生まれます。

工事についてのご相談など、お気軽にご連絡ください!

まずは、ご自宅の現状を無料で確認しませんか?
調査とお見積もりは、お電話またはお問い合わせフォーム、LINEよりご依頼ください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次